「新NISAをきっかけに投資を始めた」
「どの証券会社で新NISAの口座を作るか迷っている」
「新NISAで資産運用しているけど、株価に一喜一憂してしまう」
という人に向けて、この記事を書きました。
この記事を読むと新NISAのNG行動を学ぶことができます。
これから投資を始める人、新NISAの口座開設をした人に読んでいただきたいです。
この記事を書いた人
- X:旧Twitter(@gonchan38915)で投資について投稿
- アベノミクス時代に証券会社に勤務
- 5年で金融資産1,100万円到達
- FP資格を保有
新NISAで買った株・投資信託を狼狽売りする
絶対に狼狽売りはやめましょう。
投資の基本は長期投資だからです。
10年持てないような株は買うべきではありません。
株は必ず下がる
2019年末から2020年10月までのNYダウのチャートです。
世界中で経済活動がストップしたコロナショックの年ですね。
NYダウはたった1ヶ月で30,000ドルから18,000ドルまで大暴落しています。
例えば資産が40%減少したことをイメージしてください。
もっと下がると思って怖くなり、持っている株と投資信託を焦って売却するはずです。
長期投資が正しい投資スタイル
ただ、長期的な視点でチャートを見ると景色が大きく変わります。
2005年〜2023年のNYダウのチャートです。
2008年はリーマンショックがあり、2018年は対中貿易摩擦があり、NYダウが大きく下落しています。
しかし、長期的な視点でチャートを見ると下落は一時的なヘコみであることがわかります。
・投資方針に悩む
・株価に一喜一憂
・流行りの株が気になる
投資を始めると多くの誘惑と気持ちの変化があります。
ただ、自分で調べて納得して良いと思った株は長く持つべきです。
投資の神様 ウォーレン・バフェットさんは長期投資を勧めています。
バフェットさんの名言を紹介します。
バフェットさんは1988年にコーラ株に投資してから、30年以上経った今でも持っています。
新NISAは売却益が非課税です。
株価が上がり続けることが前提ですが、長期保有ほど利益が膨らみ売却益非課税の恩恵を受けられます。
ポイント
・株価は必ず下がる局面がある
・長期的な視点だと下落は一時的なヘコみ
・10年間持ちたい株・ETF・投資信託を新NISAで買いましょう
新NISAのつみたて投資を止める
投資信託が下がって途中で止めてしまう人が多いです。
しかし、つみたて投資を止めるのは絶対にやめましょう。
なぜなら投資の基本は長期・つみたて・分散だからです。
長期・つみたて投資をドルコスト平均法といいます。
分散している投資信託を知りたいという人はこちらの記事を参考にしてください。
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ドルコスト平均法とは
ドルコスト平均法=一定金額を定期的に購入する方法です。
ドルコスト平均法は機械的に毎月投資することによって、口数多く、平均購入単価を抑えられることがポイントです。
①最初に4万円投資した場合②毎月1万円ずつ投資した場合の例を見てみましょう。
このように毎月1万円ずつ購入していた場合のほうが、口数を多く購入することができ、平均購入単価を抑えることができました。
ポイント
・新NISAのつみたて投資は途中でやめない
・投資の基本は長期・つみたて・分散
・つみたて投資はドルコスト平均法
新NISAを銀行の窓口・対面の証券会社で開設
銀行の窓口・対面の証券会社で新NISAを開設すると後悔します。
理由は2つあります。
手数料稼ぎの被害に遭う
ネット証券と異なり、銀行の窓口・対面の証券会社は人件費が高いため、株と投資信託の売買手数料が高いです。
収益源が手数料のため短期売買をさせられ、手数料稼ぎの被害に遭います。
対面の証券会社とネット証券の手数料の違いです。
対面証券会社A社 | SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|---|
100万円 | ¥12,188 | ¥0 | ¥0 |
300万円 | ¥29,788 | ¥0 | ¥0 |
500万円 | ¥46,728 | ¥0 | ¥0 |
条件 | - | 書類を電子交付に切替 | SOR/Rクロスの利用 |
対面の証券会社は株の購入・売却でそれぞれ約1%の手数料が発生します。
一方、ネット証券は新NISAの盛り上がりで手数料を0円まで引き下げています。
人件費の違いが手数料から読み取れると思います。
決して銀行の窓口・対面の証券会社で新NISAを開設しないようにしましょう。
銀行では株を買えない
意外と気付かないと思いますが、銀行では株を買えません。
購入できる商品は投資信託・債券・外貨の3つのみです。
また、新NISAの口座開設は1社のみです。
間違えて銀行で新NISAの口座開設をしてしまうと、手続きが面倒になります。
株の取引をしたい方は必ずネット証券で口座開設をしましょう。
ポイント
・対面の証券会社、銀行の窓口は手数料が高い
・ネット証券は手数料が安い
・銀行では株を買えない
この記事がお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。